2011年9月20日火曜日

テニス日記(13) 統計 

以前、ノーアドバンテージのゲームでは、一試合で失う総ポイント数は24~30だと書きました。そこで、テニス日記(7)で書いた福生の0-6のゲームを分析してみました。

つなぎのグランドストローク(フォアハンド) ●●●
つなぎのグランドストローク(バックハンド) ●
強く打つグランドストローク(フォアハンド) ●
強く打つグランドストローク(バックハンド) ●●●
リターンミス(フォアハンド) ●
リターンミス(バックハンド) ●●
アプローチショットミス(フォアハンド) ●●●●
アプローチショットミス(バックハンド)
ボレーミス(フォアハンド) ●
ボレーミス(バックハンド) ●●
スマッシュ ●
ダブルフォルト ●
ジャッジミス ●
相手のエース

相手のエースが0ですので、すべての失ポイントは自分のエラーです。私は、この試合では、随所に悪くないショットを打っていた試合です。実際、もっとひどいストロークの試合はたくさんあります。にもかかわらず、この試合は0-6という一方的なスコアで負けています。

負けた理由は、明らかです。自分のミスで失ポイントを重ねているのです。

上の●は数え方を間違えたか、合計で21ポイントになっていますが、そのまま統計を取ります。まず気づくのは、アプローチからボレー、スマッシュなど、こちらから攻めた時のミスが8ポイントと、4割を占めていることです。これに、つなぎのボールのミスやダブルフォルト、ジャッジミスを含めると合計14ポイントとなります。つまり、失ポイントの2/3が単純なミスによるものなのです。

このことと、全体には随所でよいストロークが見られることを総合すると、敗因は、遅い球(またはそれほど速くない球)に対して自分からミスをしてしまっている、ということが見えてきます。もう一つ、動きながら攻める時にミスをする傾向がある、ということも言えます。自分でお膳立てをしても、自分で最後の詰めを過っているのです。

相手が強い球を打つことを前提として構えていると、チャンスボールに対応できません。ポイントを自分からとりに行くということは、常に、攻撃をするつもりで構えるということです。チャンスボールだと思ったら、正確にそれを仕留めるのです。

よい球を打っているのにこの結果ということは、よい球を打った時に、攻めの体勢に入っていないということを示唆しています。こちらが打ったのがよい球のときはもちろん、そうでない場合ですら、常に、チャンスボールが来るということを前提として構えておく、これが改善点なのだと思います。

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