2011年10月23日日曜日

テニス日記(25) 2011年10月23日市民大会とテニスオフ参加(シングルス)

市民大会に参加しました。
オムニ 2-8
あっさりと敗退です(涙)。さらに、通常のテニスオフ(シングルス)です。
府中(オムニ) 4-6, 6-4, 7-3(TB), 7-4(TB)
通算成績は、55勝36敗(.610)です。

まずは、市民大会についてです。相手の方は、今までの中級~中上級で対戦してきた方の中で一番上ぐらいの印象でした。中上級のトップぐらいのレベルでしょうか。

試合序盤から(おそらく疲れのせいで)足がきちんと動かなかったのですが、今のテニススタイルで足が重いと、本当に悲惨です。テニスにならないのです。足が動かないのは、もしかしたら緊張のせいもあるかもしれません。(今までのオフと比べると、”大会”ですから、多少の緊張はしました。)

相手が自分からミスってくれるようなレベルであれば、それでも勝ったりするのかもしれませんが、一定レベル(自分のレベル)より上になると、全く通用しません。それが、そのままスコアに現れている感じです。

足が動かず、かなりのミスをしたのが一番の敗因ですが、同時に、攻める手立てを持っていないというのがはっきりと、課題として浮かび上がりました。

あるポイントで、自分があまりミスが多かったので、慎重にボールをつないだのですが、こちらも攻めず、相手も攻めずになると、自分自身の「根気」が続かないのです。

自分がミスをしない範囲で最大限攻めるテニス。

守るのではなく、つなぐのではなく、やはり攻めるテニスをしたいのです。

そのためには、まずは、十分な余裕をもってストロークの打ち合いをせねばなりません。

いっぱいいっぱいのレベルでストロークをしていては、ミスをしない範囲で攻めることはできない。7割ぐらいの力で打ちあいながら、9割の力でポイントを取りに行くチャンスを探るのです。

打ちあっているときに9割以上のレベルを目指していては、ストローク戦にはなりません。相手が攻めてくることもあります。7割で打ちあっておいて、相手が攻めてきたときにも、そのポイントだけは9割で守りきる(パッシングかロブか、その他か…)という意識が必要です。

今までは、ストロークのフォームを考えながらのテニスでした。まだ、十分とは言えないですが、しかし、フォアハンド、バックハンド、ボレー、サーブ、スマッシュと、おおよそのフォームは身についたと思います。そろそろ、次の段階に進まなくてはなりません。ゲームで勝てるテニスを目指すのです。そのターニングポイントが来たのだと思います。

さらに、テニスオフです。ここで、私は、おそらく、自分の今後のテニススタイルを変えると思われる一つの発見と決意をしました。

それは、グランドストロークでは、フォアハンドもバックハンドも、グリップをへその前において、女の子モジモジポーズから、グリップが体のそばを通るようにスイングすること、スイングは下から上にあげることを徹底するということです。フォアハンドでは、モジモジポーズからのスタートを意識すると、自然にそこから左手をラケットに添えた状態でのテイクバックをすることになります。意識的に左手を添えなくても、自然にそうなります。左肩も、勝手に入ります。左肩を入れようと思う必要はないのです。


体のそばをラケットが通りながら下から上に打ち上げる感覚は、球出しで簡単にチェックできます。相手にボールを打って渡す時に、極端なぐらいに下から上にラケットスイングをしたらよいのです。

フォームそのものは、今まで書いてきたことと同じです。大切なのは、徹底するということです。

今まで、このフォームで打てる場合には打つ、そうでない場合は自由に打つ、と思っていたのですが、それが間違いでした。あらゆるボールについて、このフォームで打つこと。このフォーム以外では打ってはいけないということ、なのです。ボールによって打ち方が変わるから、私のボールは不安定だったのです。実は、どんなボールでも、すべて同じうち方で打たなくてはならなかったのです。

どんな場合でも、レディーポジションでグリップを体から離してはいけません。相手の球が速い時も、遅い時も、深い時も、浅い時も、低い時も、高い時も。すべての場合に、女の子のモジモジです。アプローチショットでも、ネット際の球さばきでも、同じです。すべてです。どんな時もです。

そして、どんな時も、ラケットは下から上に振り上げます。スイングでは、グリップは絶対に体から離してはいけません。体のそばを通らなくてはなりません。その結果、ラケットヘッドは、いつも「下の方」二あるようなイメージになるはずです。脳内イメージとしては、ラケットヘッドは常に腰よりも下にある感じです。この、「常に」というのが重要です。ボールによって打ち方が異なると、安定感がなくなります。

スイングが同じですから、インパクトも同じです。同じインパクトでボールを打ちます。インパクトはどこと考える必要はありません。打ち方が一定であれば、インパクトポイントは1点になります。それが、この打ち方のインパクトポイントです。インパクトが一定ならば、ボールへの力の伝え方も一定になります。相手の打つ様々なボールに応じて、インパクトが変わることもありません。したがって、ストロークは安定します。

注意するべき点は、テイクバックは、最低限で構わないということです。ボールが飛んできたら、よほど相手のボールにスピードがない場合を除いては、最低限のテイクバックを取れば、それで十分です。特に、フォアハンドは、ちょっとだけラケットを引くぐらいでも構いません。その代わり、グリップが体のそばを通るように振りながら、フォロースルーをしっかり取ります。スイングはゆっくりでもよいです。心配いりません。この打ち方で、十分です。

この打ち方をすれば、ボールの方向は自由自在です。フォアハンドも、バックハンドも、クロスでもストレートでも、そして逆クロスでも、好きな方向に打てます。

はたから見ていたら、こんなに雑な打ち方はないでしょう。やる気のなさそうな打ち方はないでしょう。でも、それでよいのです。それが正解です。

相手の球によって、打ち方を変えてはいけません。繰り返しになりますが、どんな球のときも、この打ち方でよいです。ボールによって打ち方を変えないことが大切なのです。

考えることは、この打ち方ができるところに体を移動させることです。相手の球が速くない限りは、それは問題ないでしょう。相手の球が速い場合は、でも心配ありません。何しろ、テイクバックは小さくてもよいのですから。また、相手に振られて走らされた場合には注意が必要です。走らされてバランスを崩されても、それでも、このうち方を、最大限、変えてはいけません。脇を開いて打ってはいけません。ぜったに脇を開けてはいけません。走らされた場合でも。

スイングに力を入れる必要はありません。ただ、インパクトの瞬間には、しっかりと力を入れましょう。また、インパクトでは、しっかりとボールを見ましょう。

この、インパクトでの力の入れ方が、もう一つのミソです。この打ち方は、インパクトの瞬間に勝手に力が入るのです。本来、テニスで最も難しいのは、インパクトの瞬間に一定の力でボールをヒットすることです。この力がうまくボールに伝わらないと、きちんとしたボールを打つことができません。脇が開くと、微妙な力の入れ具合が、なかなか安定しません。インパクトでの力の入れ方がばらつくと、ボールは不安定になります。相手のボールは、速かったり、遅かったり、深かったり、浅かったりするのですから、一定の力でボールをヒットするのは、実は簡単ではありません。どのようなボールに対してもこの打ち方をすることで、ボールをヒットする力も一定にすることができます。これは、メシールのグランドストロークで最も重要な点の一つです。

この打ち方では、テイクバックでは、力を抜いても大丈夫です。抜いておいた方が、インパクトで力が入りやすいです。その結果、はたから見ると、雑な打ち方にも見えるでしょう。しかし、インパクトでボールに力が乗れば、あとは、コースを狙うだけです。

メシールのグランドストロークは、なぜあんなにいいか加減なのか。これは、実は、こういう疑問であるべきだったのです。メシールのグランドストロークは、なぜいい加減に打っても問題がないのか。問題はないのです。この打ち方によって、どんなボールにも同じスイングで対応でき、同じ力の入れ方でボールが打てるのですから。しかも、打ちたい方向に、高い精度で打つことができます。アウトするか、ネットするかと心配しながら打つこともありません。

こんなに良いこととはありません。これが、メシールのグランドストロークです。

あと一つ。この打ち方を、相手によらずに徹底できるかどうか。これは、自分に対する自信と信頼の問題です。相手が格下だと思えたら、おそらく、躊躇なく、この打ち方ができるでしょう。しかし、書く上のような気がしてしまったら、怖くて、こんな打ち方は難しいかもしれません。

しかし、自信を持つことです。自分を信頼することです。(メシールのスタイルを信頼することです!)この打ち方は、必ず通用します。必ず良い結果をもたらします。この打ち方を徹底することが、そのまま、メシールのテニスを実現することなのです!

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