2011年10月29日土曜日

テニス日記(28) 2011年10月29日テニスオフ参加(シングルス)

電車に乗って参加してきました。テニスオフシングルスです。
広尾(オムニ) 1-6, 6-0
通算成績は、58勝38敗(.604)です。

前回の課題(ラケットを左手でテイクバックすることとテイクバックのタイミングをボールに合わせること)については、意識しようと思ったのですが、1試合目のお相手はボールも展開も早く、とてもプレー中に確認することはできませんでした。2試合目は、ゲーム展開に余裕があったので、いろいろと考えながらのプレーでした。

はっきり分かったことは、テイクバックで左手を添えることで、ストロークは安定します。これは、明らかに有効です。最初はこわごわとボールを打っていたので、ミスにもつながりましたが、途中からコツがつかめて、安定してきました。こわごわ打つ方がミスをします。左手を添えてテイクバックをして、しっかりと大きなスイングで打った方が、安定したボールを打つことができました。


ただし(このあたりが難しいところですが)、自分が打てるよりも速い球を打とうとしても、ボールは不安定になるだけです。あくまで、自分の打てる範囲での速い球(しっかりした球)を打つことが肝心です。

相手のボールが比較的甘い場合でも、よほど浅い球でない限りは、私のフォアハンドでノータッチエースを取ることは難しいです。しかし、相手を振って、甘いボールを返させることはできます。自分のフォアハンドの、そのレベルを認識することが肝心です。相手に甘い球を打たせるぐらいのしっかりとしたフォアハンドのグランドストロークが、私の目指すところです。それは、こわごわ打っていては、逆にだめです。しっかりと(ただし、ノータッチエースをねらわずに)打つことです。

そのほか、いろいろと、再確認することがありました。

まず、サーブにしてもストロークにしても、また、アプローチショットにしても、どういうボールであれ、自分が打ったボールを目で追ってはいけません。基本中の基本ですが、あるレベル以上のボールを打つ相手に対しては、ボールを目で追っていては、絶対に対抗できません。ボールを打ったら、すぐに相手を見ます。相手の動きで、次のボールの準備をします。

テイクバックでラケットを左手で持つという癖は、スマッシュのときも有効です。また、サービスリターンでも必要です。上にも書きましたが、あるレベル以上になると、それを頭で考える(意識する)余裕はありません。体が覚えなくてはなりません。グランドストロークはもちろん、スマッシュも、サービスリターンも、ボレーも、常にフォアハンドで打つ場合は、左手がテイクバックをします。無意識にできるようにならなくてはなりません。

2011年10月26日水曜日

テニス日記(27) 2011年10月26日テニスオフ参加(シングルス)

平日の夜テニスオフ(中級シングルス)です。
板橋 6-3, 6-4
通算成績は57勝37敗(.606)です。


前回のブログ(テニス日記(26))で、テイクバックではラケットヘッドを落とすと書きましたが、これは、万能ではないことが分かりました。何のことはない、腰の高さよりも高いボールでは、テイクバックでヘッドを落とすことはどうしてもできないのです。(腰よりも低いボールについては、この理屈は使えます。)


もう一つ、前回のブログ(テニス日記(26))で、タイミングの取り方の重要性を書きました。腕を引くことでタイミングを取ると書きましたが、オンコートで試したところ、あまりうまくいきませんでした。(おかげで、試合は随分苦戦しました。)


今日、コート上で分かったことは、フォアハンドについては、テイクバックのタイミングの取り方です。ラケットを左手で持っておき、テイクバックで左手でラケットを引くことで、タイミングを取ります。右腕ではありません。右腕は、テイクバックでは、ほとんど仕事をしません。テイクバックの間の右腕の仕事は、フォワードスイングの準備をすることです。テイクバックは左手が行う、フォワードスイングは右手で行うと、作業分担を徹底するのです。


今回、改めて、私のフォアハンドは、飛んできたボールに対して、テイクバックが遅いということが分かりました。したがって、今日は、(途中で気が付いたのですが)左手のテイクバックを飛んでくるボールに合わせて、遅れないように引くことを心がけました。


その結果は、まずまずだったように思います。最後の方は、この打ち方(テイクバック)により、フォアハンドでかなり強くボールをたたけたと思います。ただし、今日の相手は中級ですので、ボールが比較的浅いことが多かったからかも知れません。深くて厳しいボールが来た場合にどうなるかは、もう少し確かめてみないとわかりませんね。

テニス日記(26) 2011年10月25日テニスオフ参加(シングルス)

相手はコーチだったのですが、テニスオフです。
石神井(オムニ) 1-6
通算成績は、55勝37敗です。

フォアハンドおよびバックハンドのグランドストロークで、女の子モジモジから、グリップを体に近いところでテイクバックする打ち方。それに応じて、左肩が入ります。その際、より、体のそばをラケットが通過するためには、ラケットヘッドがテイクバックで完全に下を向く(地面の方を向く)イメージです。ラケットを重力のままに、ぶらんと下に下げてしまう感覚です。これは、テイクバックでの脱力にもつながります。ラケットヘッドが下を向くぐらいぶらんと脱力するのです。

この打ち方を試してみました。その結果は、うまくいく部分とうまくいかない部分がありました。

うまくいかない部分とは、「フォームはよいが、力加減とインパクトのタイミングがうまくいかない」ということです。特に、ラケットヘッドを地面に向けて下げるぐらいに脱力すると、力加減が調整しにくくなります。力加減が調整できないと、ボールを安定してヒットすることができません。では、どうすればよいか?

話は変わるのですが、もし、打ったボールが相手のコートに正確に入る確率が99%であるとすると、10回連続でミスをしない確率は、おおよそ90%となります。20回連続でミスをしない確率は、おおよそ80%です。

つまり、99%正確にコートに入るボールを打たなくてはならないということです。99%ミスをしないボールを打つ。これは、ボールとの距離感も、フォームもタイミングも、力配分も、すべてがパーフェクトでなくてはならないということです。多少の微調整はするものの、安定してボールをヒットせねばならないということです。

さて、本題にもどります。脱力フォームがよいとすると、あとはタイミングと力加減です。どうやってタイミングを取るか。

今日つかんだ感覚では、やはり、ボールが来るのに合わせて腕を引くことで、タイミングを取るのがよさそうです。ボールに合わせてテイクバックを取る(体を回転させて左肩を入れる)のは当然です。それに加えて、腕を引くことでタイミングを取るわけです。その際、右肘を曲げることで、ある程度の微調整ができるようにしておくとなおよさそうです。

安定したボールを打つために大切なのは、インパクトとフォロースルーです。安定したボールヒットは、テイクバックが作るのではありません。テイクバックは、安定したインパクト(=ボールヒット)のための準備でしかありません。ボールの安定感は、ボールをヒットする瞬間(インパクト時)に決まります。

上記のテイクバックを無意識にできるようにして、意識をすべてインパクトに持っていくようにせねばなりません。今は、まだ、テイクバックに意識が行ってしまっていますが、テイクバックは体で覚えることで、コート上では意識をすべてインパクトに持っていきます。目もインパクト時にはしっかりとボールを見ます。これが、安定した(99%)ストロークの肝となります。

このあたりは、さらに、オンコートで試してみます。いずれにしても、目標は、99%の確度でのストロークです。練習のときはミスしても気にならないので、つい忘れがちですが、それではいけません。練習の時から、99%で打ち返せるストロークを意識します。

2011年10月23日日曜日

テニス日記(25) 2011年10月23日市民大会とテニスオフ参加(シングルス)

市民大会に参加しました。
オムニ 2-8
あっさりと敗退です(涙)。さらに、通常のテニスオフ(シングルス)です。
府中(オムニ) 4-6, 6-4, 7-3(TB), 7-4(TB)
通算成績は、55勝36敗(.610)です。

まずは、市民大会についてです。相手の方は、今までの中級~中上級で対戦してきた方の中で一番上ぐらいの印象でした。中上級のトップぐらいのレベルでしょうか。

試合序盤から(おそらく疲れのせいで)足がきちんと動かなかったのですが、今のテニススタイルで足が重いと、本当に悲惨です。テニスにならないのです。足が動かないのは、もしかしたら緊張のせいもあるかもしれません。(今までのオフと比べると、”大会”ですから、多少の緊張はしました。)

相手が自分からミスってくれるようなレベルであれば、それでも勝ったりするのかもしれませんが、一定レベル(自分のレベル)より上になると、全く通用しません。それが、そのままスコアに現れている感じです。

足が動かず、かなりのミスをしたのが一番の敗因ですが、同時に、攻める手立てを持っていないというのがはっきりと、課題として浮かび上がりました。

あるポイントで、自分があまりミスが多かったので、慎重にボールをつないだのですが、こちらも攻めず、相手も攻めずになると、自分自身の「根気」が続かないのです。

自分がミスをしない範囲で最大限攻めるテニス。

守るのではなく、つなぐのではなく、やはり攻めるテニスをしたいのです。

そのためには、まずは、十分な余裕をもってストロークの打ち合いをせねばなりません。

いっぱいいっぱいのレベルでストロークをしていては、ミスをしない範囲で攻めることはできない。7割ぐらいの力で打ちあいながら、9割の力でポイントを取りに行くチャンスを探るのです。

打ちあっているときに9割以上のレベルを目指していては、ストローク戦にはなりません。相手が攻めてくることもあります。7割で打ちあっておいて、相手が攻めてきたときにも、そのポイントだけは9割で守りきる(パッシングかロブか、その他か…)という意識が必要です。

今までは、ストロークのフォームを考えながらのテニスでした。まだ、十分とは言えないですが、しかし、フォアハンド、バックハンド、ボレー、サーブ、スマッシュと、おおよそのフォームは身についたと思います。そろそろ、次の段階に進まなくてはなりません。ゲームで勝てるテニスを目指すのです。そのターニングポイントが来たのだと思います。

さらに、テニスオフです。ここで、私は、おそらく、自分の今後のテニススタイルを変えると思われる一つの発見と決意をしました。

それは、グランドストロークでは、フォアハンドもバックハンドも、グリップをへその前において、女の子モジモジポーズから、グリップが体のそばを通るようにスイングすること、スイングは下から上にあげることを徹底するということです。フォアハンドでは、モジモジポーズからのスタートを意識すると、自然にそこから左手をラケットに添えた状態でのテイクバックをすることになります。意識的に左手を添えなくても、自然にそうなります。左肩も、勝手に入ります。左肩を入れようと思う必要はないのです。


体のそばをラケットが通りながら下から上に打ち上げる感覚は、球出しで簡単にチェックできます。相手にボールを打って渡す時に、極端なぐらいに下から上にラケットスイングをしたらよいのです。

フォームそのものは、今まで書いてきたことと同じです。大切なのは、徹底するということです。

今まで、このフォームで打てる場合には打つ、そうでない場合は自由に打つ、と思っていたのですが、それが間違いでした。あらゆるボールについて、このフォームで打つこと。このフォーム以外では打ってはいけないということ、なのです。ボールによって打ち方が変わるから、私のボールは不安定だったのです。実は、どんなボールでも、すべて同じうち方で打たなくてはならなかったのです。

どんな場合でも、レディーポジションでグリップを体から離してはいけません。相手の球が速い時も、遅い時も、深い時も、浅い時も、低い時も、高い時も。すべての場合に、女の子のモジモジです。アプローチショットでも、ネット際の球さばきでも、同じです。すべてです。どんな時もです。

そして、どんな時も、ラケットは下から上に振り上げます。スイングでは、グリップは絶対に体から離してはいけません。体のそばを通らなくてはなりません。その結果、ラケットヘッドは、いつも「下の方」二あるようなイメージになるはずです。脳内イメージとしては、ラケットヘッドは常に腰よりも下にある感じです。この、「常に」というのが重要です。ボールによって打ち方が異なると、安定感がなくなります。

スイングが同じですから、インパクトも同じです。同じインパクトでボールを打ちます。インパクトはどこと考える必要はありません。打ち方が一定であれば、インパクトポイントは1点になります。それが、この打ち方のインパクトポイントです。インパクトが一定ならば、ボールへの力の伝え方も一定になります。相手の打つ様々なボールに応じて、インパクトが変わることもありません。したがって、ストロークは安定します。

注意するべき点は、テイクバックは、最低限で構わないということです。ボールが飛んできたら、よほど相手のボールにスピードがない場合を除いては、最低限のテイクバックを取れば、それで十分です。特に、フォアハンドは、ちょっとだけラケットを引くぐらいでも構いません。その代わり、グリップが体のそばを通るように振りながら、フォロースルーをしっかり取ります。スイングはゆっくりでもよいです。心配いりません。この打ち方で、十分です。

この打ち方をすれば、ボールの方向は自由自在です。フォアハンドも、バックハンドも、クロスでもストレートでも、そして逆クロスでも、好きな方向に打てます。

はたから見ていたら、こんなに雑な打ち方はないでしょう。やる気のなさそうな打ち方はないでしょう。でも、それでよいのです。それが正解です。

相手の球によって、打ち方を変えてはいけません。繰り返しになりますが、どんな球のときも、この打ち方でよいです。ボールによって打ち方を変えないことが大切なのです。

考えることは、この打ち方ができるところに体を移動させることです。相手の球が速くない限りは、それは問題ないでしょう。相手の球が速い場合は、でも心配ありません。何しろ、テイクバックは小さくてもよいのですから。また、相手に振られて走らされた場合には注意が必要です。走らされてバランスを崩されても、それでも、このうち方を、最大限、変えてはいけません。脇を開いて打ってはいけません。ぜったに脇を開けてはいけません。走らされた場合でも。

スイングに力を入れる必要はありません。ただ、インパクトの瞬間には、しっかりと力を入れましょう。また、インパクトでは、しっかりとボールを見ましょう。

この、インパクトでの力の入れ方が、もう一つのミソです。この打ち方は、インパクトの瞬間に勝手に力が入るのです。本来、テニスで最も難しいのは、インパクトの瞬間に一定の力でボールをヒットすることです。この力がうまくボールに伝わらないと、きちんとしたボールを打つことができません。脇が開くと、微妙な力の入れ具合が、なかなか安定しません。インパクトでの力の入れ方がばらつくと、ボールは不安定になります。相手のボールは、速かったり、遅かったり、深かったり、浅かったりするのですから、一定の力でボールをヒットするのは、実は簡単ではありません。どのようなボールに対してもこの打ち方をすることで、ボールをヒットする力も一定にすることができます。これは、メシールのグランドストロークで最も重要な点の一つです。

この打ち方では、テイクバックでは、力を抜いても大丈夫です。抜いておいた方が、インパクトで力が入りやすいです。その結果、はたから見ると、雑な打ち方にも見えるでしょう。しかし、インパクトでボールに力が乗れば、あとは、コースを狙うだけです。

メシールのグランドストロークは、なぜあんなにいいか加減なのか。これは、実は、こういう疑問であるべきだったのです。メシールのグランドストロークは、なぜいい加減に打っても問題がないのか。問題はないのです。この打ち方によって、どんなボールにも同じスイングで対応でき、同じ力の入れ方でボールが打てるのですから。しかも、打ちたい方向に、高い精度で打つことができます。アウトするか、ネットするかと心配しながら打つこともありません。

こんなに良いこととはありません。これが、メシールのグランドストロークです。

あと一つ。この打ち方を、相手によらずに徹底できるかどうか。これは、自分に対する自信と信頼の問題です。相手が格下だと思えたら、おそらく、躊躇なく、この打ち方ができるでしょう。しかし、書く上のような気がしてしまったら、怖くて、こんな打ち方は難しいかもしれません。

しかし、自信を持つことです。自分を信頼することです。(メシールのスタイルを信頼することです!)この打ち方は、必ず通用します。必ず良い結果をもたらします。この打ち方を徹底することが、そのまま、メシールのテニスを実現することなのです!

2011年10月22日土曜日

テニス日記(24) 2011年10月22日テニスオフ参加(シングルス)

雨が上がったので、湿ってはいましたがオムニコートでのシングルスオフです。3試合、同じ方とゲームをしました。
府中(オムニ) 6-1, 6-4, 6-5
3試合の間で調子はだんだんと上がってきたのですが、スコアはだんだんと悪くなるという珍しい日でした。相手があるスポーツでは、そんなこともあるのですね。通算成績は、52勝34敗(.605)です。

どうしてなのか、毎回同じことを書いているのですが、フォアハンドのイメージが、試合のたびにリセットされてしまっています。最初のゲームは、まともにフォアハンドをほとんど打つことができていませんでした。

グリップを下げて、脇を締め、ラケットを横ではなく上から下に振り上げるイメージ。ゲームの中でいったん打てればあとは体が思い出すのですが、ゲームの序盤では、どうしても思い出せない(打つことができない)ことが多いのです。

どうすればよいでしょうかね?

テニス日記(23) 2011年10月21日テニスオフ参加(シングルス)

本日は、中級~中上級シングルスオフです。
小金井(クレー) 6-4, 1-4
これで、通算成績は、49勝34敗です。



グランドストロークで、ポイントごとに、どこにどの程度の強さでボールを打つか。これは、案外、難しい選択です。


すべてのポイントで、ノータッチエースが取れるようなストロークを打とうとは思いません。もちろん。


しかし、どのボールも、相手が1歩または2歩以上動くポイントに強く打ちたい、という気持ちはあります。言い換えると、相手のいる場所につなぎのボールを打ちたくない気持ちです。


しかし、それは、やはり、リスクを伴います。


99%の確率のボールを打つか、90%の確率のボールを打つか。(ただし、ここで言う99%というのは、しこりボールではありません。強く打たず、コースも無理に狙わないグランドストロークという意味です。)


99%の確率のボールですら、10回打つと、エラーする確率が1割程度になります。そう考えると、90%のボールを打つのは危険すぎます。


コントロールと球威をともに狙うボールは、よい体勢で打てる場合だけ。
通常のストロークは、コントロールか球威か、どちらかだけを目指す。
体勢が悪い場合は、どちらも欲張らない。


このあたりの使い分けが、大切なのかもしれません。

2011年10月16日日曜日

テニス日記(22) 2011年10月16日テニスオフ参加(シングルス)

本日は、中級シングルスオフです。
東大和(オムニ) 6-3, 6-4, 6-8(TB), 7-3(TB)
これで、通算成績は、48勝33敗(.593)です。

今日の相手は、丁寧なテニスをするタイプと強打をするタイプのお二人で、全く違うタイプでした。どちらにも通用する打ち方について考えながら、プレーをしました。

言葉にするのが難しいのですが、相手の強い球に合わせてしっかりとボールを打つこともでき、相手の比較的緩い球についてもしっかりと打つことができる打ち方とは、どんな打ち方でしょうか?

以下は、完全に脳内イメージですので、一般的ではないかもしれません。

その答えが、構える時にグリップをへその前(体の下の方で、かつ、体に近いところ)におき、上体を立て、背筋でボールを打つ方法です。その際に注意することは、体とボールの距離を一定にすることです。それを守ることで、逆に、腕を自由に使うことができます。この、腕を自由に使う感覚が重要なのです。腕を自由に使えるということは、ボールをしっかりと打つことができるということです。

腕の自由度がないと、体がカチッとボールに合った時以外には、ボールを強く打てないということです。体の中心線を背筋で作り、ボールとの距離感を一定にとることで、腕を自由に使え、その結果、強いボールを打つことができます。

腕を自由に使うためにグリップをへその前に置く。

これは、完全に、私の脳内イメージですが、しかし、とても大切なイメージです。今後、忘れずに、このイメージを維持しておきたいと思います。

2011年10月11日火曜日

テニス日記(21) 2011年10月10日テニスオフ参加(シングルス)

シングルスオフに、やや遠出して、参加してきました。
谷河内(オムニ) 6-2, 2-6, 3-6
これで、通算成績は、45勝32敗です。

課題のフォアハンドのグランドストロークについては、足の遅いオムニコートであることと、ラケットを後ろに引かない(むしろ、体の前においておく感じ)にすることで、かなり良くなっています。

今回の対戦相手は、お一人は、強い球を打たないのですが、なかなか自分からミスをしないプレーヤーでした。かと思うと、急にサーブアンドボレーをしてくるような柔軟なプレースタイル。私は、グランドストロークで相手を崩すことができず、最後は自分からミスをしたり、ネットまでせめてボレーやスマッシュを決めきれずに、ポイントが取れませんでした。

今回の課題は、大きくは2点。

一つは、できるだけきちんとボールを見るということです。年齢的なことがあるのでしょうか、最近、ボールが体の近くに来てから、初めてボールが見えているような気がします。そのためめに、ラケットを引くのが遅くなっているような気がするのです。(本当に年齢的なものなのか、よく分かっていません。)これは、特に、ナイターのときに顕著です。よく見えない遠くの方で打たれたボールが、ネットを超えて、急に近づいてくるという感じでしょうか。

したがって、できるだけ相手の打つ時に相手に集中してボールをよく見ることと、もう一つ、ボールをインパクトまで見ることが大切です。インパクトまでボールを見ないと、ボールを打つタイミングが微妙にずれてしまい、その結果、思うようなボールが打てないのです。

もう一つは、インパクトまでボールを見ることと共通していますが、やはり、背筋でボールを打つということです。これは、上体をしっかりと立てて、しかも、フットワーク全体で上体のバランスが崩れないことが大切になります。

フットワークの中で上体のバランスを保ちながら、インパクトまでボールをよく見て、背筋の力でボールを運ぶこと。

個別のフォームは目的がほぼ達成できて来たので、今後は、このようなコート上でボールを打つ時の体の使い方やバランスが、課題になってくると思います。別の言い方をすると、基本フォームはこれでよいので、逆に、それを多少崩しても、バランスよい形でボールを打つことを優先する段階に入ってきたということです。

2011年10月9日日曜日

テニス日記(20) 2011年10月9日テニスオフ参加(シングルス)

最近、よく参加する狛江のシングルスに、また、参加しました。常連さんも、何人か、見かけるようになってきました。
狛江(ハード) 4-1, 1-4, 4-0, 4-2
3勝1敗です。通算成績は、44勝30敗です。グラフは、今回はなしです(笑)。

今更ながらですが、ハードコートとオムニ・クレーコートでは、テイクバックの大きさがかなり違うということを学びました。ハードコートでは、意識(脳内イメージ)で言うと、テイクバックでラケットが体の前にあるぐらい、ラケットを引かないということです。(でも、フォロースルーは、オムニ・クレーのときと同様に、大きくとらなくてはなりません。)自分ではかなり小さなテイクバックでも、(ビデオで確かめていませんが)実際には、そんなに小さくはないようです。(鏡に映して、確かめてみました。)

テイクバックを小さくしたとたんに、フォアハンドが、かなり安定しました。この打ち方は、ハードコートだけではなく、どうやら、オムニ・クレーコートでも応用できそうです。

2011年10月2日日曜日

テニス日記(19) 2011年10月2日テニスオフ参加(シングルス)

本当に涼しくなってきました。2時間ぐらいのシングルスは、体力的に問題ありません。(疲労は、結構、体に蓄積しているのですが。)
 狛江(ハード) 2-4, 3-4, 4-3, 4-2
通算成績は、41勝29敗です。通算成績をグラフにしてみました。



さて、ここからが本題です。今日、一番感じたのは、まだまだ、いくらでも勉強することがあるということです。課題には困りません(笑)。課題の数があまりに多くて書ききれないので、重要な項目だけ選んでメモしておきます。

①背筋を伸ばすグランドストロークのために

一つは、グランドストロークでは、ラケットを振りきるということです。比較的安定しているバックハンドストロークですら、実は、きちんと振り切れていることが少ないということに気づきました。まして、フォアハンドをや、です。

しっかりとラケットを振りきることは、意外に簡単ではありません。ラケットを振りきってボールを確実に相手コート(打ちたい場所)に入れるには、体の軸がしっかりとしていなくてはならないからです。ボールごとに軸が異なると、何度かストロークが続くと必ずミスをします。

私の場合は、軸をしっかりすると憂いことは、背筋でボールを打つということとほぼ同意義です。つまり、背筋を伸ばして、上体を立て、背筋でボールを打つフォームを徹底するということになります。

このフォーム変更は、メジャー修正ではないものの、はっきりと、これまでのフォームからの(マイナー)修正です。

なぜなら、背筋を伸ばした打ち方をするということは、ラケットを強く振ることは難しくなるからです。安定はするが、自由度が下がるということです。強く振れなくなった分だけ、逆に、フォロースルーで補うことになります。

試合中に、どうしたら、背中を伸ばして上体を立てる打ち方(特にフォアハンド)ができるか、試行錯誤しました。その結果、レディーポジションにおいて、ラケットを持つ手を下の方に置き、ラケットヘッドも下げることが、一番打ちやすいことが分かりました。いわゆる、女の子のもじもじポーズを徹底するのです。

特に、繰り返しになりますが、手の位置を下の方に持ってきて、ラケットヘッドを落とすことが大切です。手は、さらに、体の近くがよいです。

窮屈そうに感じますが、逆に言うと、この形を維持していれば、そのあとは自由なフォームで打ちやすいのです。すでに、いろいろな制約がレディーポジションでかかっていますので、テイクバックやフォワードスイングは、フォームを意識せずに打てるのは、助かります。ボールに集中できるからです。


ただし、スイング中は、必ず背筋を伸ばさねばなりません。その分、強い球は打ちづらくなります。相手の球が弱い場合には、要注意です。自分からボールを強くたたきたいところですが、限界があります。強くたたきたい場合は、背筋に力を入れ、できるだけフォロースルーを取ることで、実現します。さらに弱い球、例えば、コートの真ん中で力なく弾むような場合は、背筋はのばしたままで、さらに体重移動(軸全体を前に移動する)で打つしかありません。

②ネットに出たらハンターになる

ネットに出たときのポイントが悪すぎます。おそらく、30%ぐらいしかポイントが取れていません。一番の理由は、相手の厳しい球を想定しすぎてしまうからです。20%ぐらいの相手の良いショット(パッシングショット)を捨てて、手が届くところに来る80%を確実にしとめる気持ちが必要です。

また、気持ち全体の問題もあります。何となく不安な気持ちで前に出てしまっているのです。ベースラインにいる時とは、頭の中を切り替えなくてはなりません。ベースラインが蜘蛛の巣であれば、ネットプレーはハンターです。獲物をしとめるために、巣を出て、狩りに出たのです。残酷な気持ちにならなければ、自分がやられてしまいます。

そのためには、俊敏な動きが必要です。足も動かさなくてはなりません。(足を動かさずに打てるところに来るボールは少ないのです。)ベースラインのときと比べたら、相手のボールが自分のところに来るまでの時間は、はるかに短いのです。ネットでポイントが取れなかったら、シングルスでは、勝つ方法はありません。

2011年10月1日土曜日

テニス日記(18) 2011年10月1日テニスオフ参加(シングルス)

今日は、修正しているフォアハンドがどれだけうまく打てるかの挑戦です。

昭島(オムニ) 4-6, 2-6, 4-2(ノーゲーム)
福生(ハード) 0-6, 6-0, 6-1, 3-4, 4-3

3勝4敗でした。通算では、39勝27敗になりました。3勝4敗とはいえ、あるレベル以上の相手には勝てていません。言い換えると、フォアハンドの修正は、多少は進んでいますが、ゲームの中での有効性は30点ぐらいでしょうか。

フォアハンドについて言うと、結局、コート上でフォアハンドを打つ時に、ラケットヘッドがテイクバックでネット方向(0時方向)を向いていないことが多いのです。これでは、絶対に、安定したフォアハンドを打つことができません。または、うまく打てているときは、左肩・左腕と背筋に力が入ります。(背筋は、ゲーム後に多少痛くなります。)それないということは、まだ、右腕で打ってしまっているということです。