2011年11月14日月曜日

テニス日記(31) 2011年11月13日テニスオフ参加(シングルス)

今日は、3か所でのシングルスオフでした。
小金井(オムニ) 6-1
大井(オムニ) 5-6, 6-2
亀戸(オムニ) 6-1, 6-3
4勝1敗です。通算成績は、65勝40敗です。第2シーズンの成績としては、4勝1敗です。

100戦目のテニスオフを勝率.610で終わり、次の100戦が始まりました。体力は持つだろうかという不安はありますが、これから寒くなるので、炎天下で体力と集中力が大幅に奪われたあの8月や9月よりはずっと楽でしょう。中~中上級に参加する限りは、.666(2勝1敗ペース)から.750(3勝1敗ペース)程度に目標を置きたいと思います。

さらに、この冬は、機会があれば中上級~上級にも挑戦してみたいと思っています。自分のレベルが上級だとは思えないのですが、高いレベルのプレーヤーとの試合は、自分の技術を引き出してくれます。ゲームをすることで、自分自身がレベルアップできるのです。同時に、課題もたくさん見えてきます。これは、中級者との対戦では得られない、貴重な経験です。中上級~上級に参加するのであれば、目標は1勝1敗ペースでもよいと思っています。

今日の1敗(大井)は、前回、品川で0-6で負けた相手でした。きちんと調べたわけではありませんが、シングルスオフの100試合で、0-6で負けた試合は、数試合だけだと思います。また、全く歯が立たなかった印象がある相手は2、3名程度です。

この方は、全く相手にならなかった数名のうちの一人です。今回は、自分がどの程度成長したのかを試してみたいという気持ちから、数か月ぶりに再挑戦してみました。

2-5までは、かなり一方的な感じのゲームでした。これでは、以前よりは少しましになったとはいえ、実は、目に見えるほどの上達はしていなかったのかなと思ったのですが、ここからの3ゲームは、自分でもまずまず納得できるものでした。

当然ですが、相手は、単純なミスをしてくれるような方ではありません。こちらも、エース級のボールを打てるほどの技術はありません。

私にできることは、ミスをしないように気を付けながら、深く重いボールを打ち、チャンスを待つことだけです。チャンスがあれば、しっかりと攻め込むのです。逆に、攻め込まれた時は決して焦らず、自分からミスしない範囲で最善のボールを打ちこむ(無理をしない)のです。これができた3ゲームだったように思います。

その他は、テイクバックを早くとる、足をボールに合わせて動かす(ダンスのリズム!)、インパクトでボールをしっかりと見て、その後は自分が打ったボールを見ない(相手を見る)、体からラケットをできるだけ話さない(脇をあけない)ことなど、とにかく、基本に忠実ということだけを考えてプレーしました。

また、課題だった攻撃面も、少しずつですが、改善されてきています。アプローチショットを打ってネットに出る時も、とにかく深い球、低い球(スライスでのアプローチ)を打つことと、その後、しっかりと構える(自分の打ったボールを見ずに相手を見る)ことを意識しました。ボレーにおいても、インパクト時にボールを見るということが大切です。
もう一つ、大事なことがあります。それは、安易な相手コートに返すだけのボールを打たないということです。ハードヒットしなくてもよいですが、手がビビってしまったり、フォロースルーが小さくなったりすることで、短い(そして弱い)球を打ってはならないのです。ミスしないということと、安易なボールを打つことは違います。ぎりぎりを狙ったり、強い球を打ったりしなくても、「しっかりとした」ボールを、相手コートのサービスラインよりも後ろに打つことは、グランドストロークの基本です。

この基本を忠実に実行するために必要なことは、足運びです。フットワークというよりも、足の運びです。ダンスです。コート上のダンスです。リズムです。

べたっとかのそっとかいうイメージのあるメシールのテニスでダンス・リズムというのは、ちょっと意外かもしれません。しかし、メシールほど、美しいダンスのリズムでコートに立っていたプレーヤーを、私は他に知りません。メシールのテニスにとって、足運びは命です。生命線です。メシールのテニスは、足運びと上体の起こしが全てです。

今日の一番の収穫は、5試合を終えたところで、下半身がへとへとになったことかもしれません。最後の試合では、下半身に力が入らないぐらいに、ずっしりと重くなりました。
これは、私が、下半身を使ってプレーをしようとしたことの証拠だと思います。そのことは、自分でも評価しています。以前と比較すると、意識の重点が足運びに移っていることの表れだと思います。

しかし、実は、今日の、私の下半身を使ってのプレーは、それほど安定していなかったのです。アウトしたり、ネットしたり、下半身を使って打つ私のボールは、思うようなところには行きませんでした。これは、おそらく、足運びと、上半身との連動と、ボールをヒットするタイミングと、体重移動と、それらすべてが連動していなかったということだと思います。連動が完璧になれば、きっと私のテニスは、もっと安定するでしょう。もっと良いテニスができるようになると思います。

その意味では、私のテニス(メシールのテニス)は、やっとスタート地点に立ったのだと思います。ここから、メシールのフットワークを身に着けて、私はメシールのテニスへの道を、一歩ずつ進んでいくのです。

0 件のコメント:

コメントを投稿