2011年11月30日水曜日

テニス日記(37) 2011年11月27日テニスオフ参加(シングルス)

本日のテニスオフの後、ちょっとした決意をしました。

小金井(オムニ) 5-6, 6-1
世田谷(クレー) 4-6, 2-6, 7-4(TB), 5-7(TB)

2勝4敗です。74勝50敗です。第2シーズンの成績としては、13勝11敗です。

実は、今日のテニスオフの後、しばらく、シングルスのテニスオフに出るのをやめることにしました。と言っても、テニスをしないのではなく、ゲームをせずに練習をするということです。

今のテニスでは、バックハンドはともかくとしても、フォアハンドは、試合で使えるものではありません。ごまかしながら、120試合以上してきたのですが、相手のミスを期待できないレベル(中上級)では、”こわごわ”のフォアハンドでは、勝てないか、勝てても満足のいくゲームにはならないのです。

ゲームをたくさんすることで、自分の実力は分かってきましたし、課題も分かってきました。まずは、この課題をこなし、ゲームで使えるフォームをしっかりと固めたいと思います。

実は、課題のフォアハンドグランドストロークでは、①テイクバックでラケットを左手で持つ、②スイング中では右肘を伸ばさない(常に曲げている)などの点に注意することで、かなり理想的なフォームで打てることが分かっています。

簡単な球出しボールで、このフォームを体に覚えこませることが、まず、大切です。次に、コート上でのいろいろなボールに対しても、基本が同じフォームで打つ練習をします。

それができるようになって、いよいよ、再度、シングルスゲームに再度参戦・・・の予定です。

2011年11月26日土曜日

テニス日記(36) 2011年11月26日テニスオフ参加(シングルス)

覚悟はしていましたが、中級から中上級に参加レベルをかえてから、戦績はどんどん悪くなっています。

住吉(オムニ) 0-6, 2-6

2試合は同じ方ですが、全く歯が立たず、簡単に2連敗です。通算成績は、72勝46敗です。第2シーズンの成績としては、11勝7敗です。この方は、中上級が相手であればほとんど負けない(上級だと勝ったり負けたり)と言っておられましたので、まあ、つまり、上級なのだと思います。

が、それにしても、勝てません。

勝てない理由は、しかし、明らかに自分の方にあります。いわゆる、アンフォースドエラーが多いからです。

2011年11月25日金曜日

テニス日記(35) 2011年11月24日テニスオフ参加(シングルス)

錦糸町(オムニ) 1-6

0勝1敗です。通算成績は、72勝44敗です。第2シーズンの成績としては、11勝5敗です。

2011年11月21日月曜日

テニス日記(34) 2011年11月23日テニスオフ参加(シングルス)

今回は、11月21日に書いています。

23日のテニスオフ(シングルス)では、次の点に注意して臨もうと思っています。

①飛んできたボールに合わせてテイクバックすること。ボールがバウンドするタイミングでフォロースルーを開始する。
②脇を締めて、体の近くでラケットスイングをする。
③インパクトでボールを見て、その後はボールを目で追わず、相手を見る。
④インパクト点を体の前(ネット側)におき、テイクバックを小さく、フォロースルーを大きくとる。
⑤ボールと体の距離を、フォアハンドは右足で、バックハンドは左足で取る。ボールを打つための体の回転を、フォアハンドは右足を、バックハンドは左足を軸にする。

結果は、また、ここに追記します。(11月21日・記)

・・・ということで、11月23日のテニスオフ結果です。

狛江(ハード) 4-3, 4-2, 1-4

2勝1敗です。通算成績は、72勝43敗(.626)です。第2シーズンの成績としては、11勝4敗(.733)です。

1-4と言っても、競った1-4もあれば、完敗の1-4もあります。今日の1-4は完敗の1-4です。あるレベル以上の相手だと、全くテニスにならない…。先日から、そのことで頭を抱えています。

勝てないという以前の問題で、テニスにならないのです。ポイントがほとんど取れない。

ボールを打つフォームなどといった、基本的な話ではなく、試合の仕方というようなものを考えなくてはなりません。具体的に言うと、「飛んできたボールに対してステップワークで近づき、正しいフォームで厚い当たりで相手にボールを返す」という基本がきちんとできるようになるということです。

この、きちんとできる、ということが大切です。きちんとできるということは、時々できるということではありません。相手からのどんなボールに対しても(やっとのことで届いたボールだけは例外)、この基本通りにボールを打つということです。

振り返ってみると、私のテニスは、なんといい加減なのかと思います。上の基本ができているのは、10球に数球程度でしかない。これでは、この基本通りにプレーする相手に、勝てるわけがありません。勝てるどころか、まともに戦うことができないのです。

ましてや、この基本を身に着けているうえに、さらにボールに変化を持たせることができるプレーヤには、もう、全く試合にもなりません。一方的にやられて終わり…です。

幸い、私は、ボールマシンを持っていますので、打ち込みができます。まずは、球数をこなして、この、基本通りのストロークができるようになるまで、体がそれを覚えこむまでは、トレーニングが必要なようです。

2011年11月20日日曜日

テニス日記(33) 2011年11月20日テニスオフ参加(シングルス) その2

本日2回目のテニスオフです。中上級に挑戦です。
立川 0-6, 2-6, 4-1
1勝2敗です。通算成績は、70勝42敗(.625)です。第2シーズンの成績としては、9勝3敗(.750)です。

1勝2敗とはいえ、完敗に近い内容でした。同じテニス(シングルス)なのに、午前中とは全く違う競技をしているかのようでした。

中級と中上級はここまで違うものなのか、というぐらい、相手についていけていないゲームでした。おかげで(?)、午前中よりも、はるかに学ぶことが多いゲームでした。負けた試合からは学ぶことが多くあります。

今日一番学んだことは、フォアハンドにしても、バックハンドにしても、サーブにしても、ボレーにしても、脇を締めて、体に近いところから腕を出して、体の前の方でインパクトをするということです。脳内イメージ表現ですが、「体が締まった感じ」です。体が、一本の棒のようになります。ラケットが体に巻き付いて出てゆき、インパクトで腕が前に出ていきます。

女の子のもじもじポーズからペンギン打ちです。しかも、打点は前でなくてはなりません。これにより、テイクバックは小さくなりますが、逆に、その分、フォロースルーは大きくなくてはなりません。

なぜ、そのようなスイングが大切か?

これは、「強い球」を打つためです。強い球を打たなくてはなりません。

テイクバックで体が締まると、その分、強い球が打ちやすくなります。大きなテイクバックは不要です。厚い当たりと大きなフォロースルーだけが必要です。

テイクバックを早くすることはもちろん必要ですが、ボールを呼び込んで、打点を前でさばき、インパクトで厚くボールを打つことが大切です。テイクバックが小さいのですから、振り遅れることを心配する必要はありません。それよりも、厚くインパクトを取って、大きくフォロースルーすることです。ボールを打つ方向に、しっかり、フォロースルーを取るのです。打点は前です。前で、しっかりと、ボールをさばきます。

サーブの場合も同じです。脇を締めて、体のそばからラケットを出し、前の方でボールを打ちます。脇を締めるということは、テイクバックでは、ほとんど腕を使わない脳内イメージです。

さらに、とても大切なことがあります。

それは、中級クラスの相手の場合でも、これを守らなくてはならないということです。

中級が相手の場合は、ここまで脇を締めなくても、ポイントを落としません。脇をあけると、ある程度、自由にボールを打つことができます。体とボールの距離を、多少、いい加減にすることが許されます。楽をして打てます。

が、そこに、落とし穴があります。

テニス日記(32)に、中級者相手のあるゲームで、4本ともノータッチエースに近いポイントでゲームを取ったと書きました。これから、もし、中級者とゲームをするのであれば、私は、脇を締めたプレーで、常にエース級のポイントを狙わなくてはなりません。

大きくテイクバックを取り、スピンの効いたボールを打つプレーヤーであれば、中級相手にボールの勢いで押し切ってしまうでしょう。私の場合は、そうはいきません。

私の場合は、中級者のボールは、中上級者の打ってくれたチャンスボールだと考えて、厚い当たりで深く厳しいコースにボールを打ちこむのです。相手のボールに合わせて、ゆっくりと打っている場合ではありません。それでは、中上級者には、歯が立ちません。

これは、サービスリターンでも同じです。中級者のサーブをリターンする際には、ただ、相手のコートに返してはダメです。コースを狙い、厚い当たりで深いリターンを打つのです。絶対に、楽をしてはいけません。

テニス日記(32) 2011年11月20日テニスオフ参加(シングルス) その1 ~「基本三原則」

間に出張が入ったのです、1週間ぶりのシングルスオフです。
狛江(ハード) 4-2, 4-0, 4-3, 4-1
4勝0敗です。通算成績は、69勝40敗(.633)です。第2シーズンの成績としては、8勝1敗(.889)です。

勝った試合からは学ぶことが少ないと言いますが、確かにそうで、何を学んだらよいのかよく分かりませんでした。取り立てて自分がよいとは思いませんが、ではどこがまずかったのかと言われると、なんとなくよく分からないというところです。

今日、一番苦戦した4-3のゲームは、1-3からの逆転でした。前の試合との間に少し時間があったのですが、そういうケースで、ゲーム開始後しばらくの間、「ゲームの中に入り込む」のに時間がかかることがあります。今日の課題(学んだこと)と言えば、この点でしょうか。

結局とのところ、①まず、足を動かして、ボールとの距離がよいところにポジションする(ステップワーク)、②テイクバックを早く引く(ステップワークと並行してラケットを引く)、③インパクトではボールを見て、その後、(自分の打ったボールを見ずに)相手を見る、というこの「基本三原則」を守れということに尽きます。

最後のゲームで、2-0から、4本連続でノータッチ(またはそれに準ずる)ボールでゲームを取ったことがありました。これは、上の三原則が全て守れた時です。もちろん、2-0で勝っていて余裕があった~できたことではありますが、三原則が守れていれば、私のタイプ(=メシールのタイプ)のテニスでは、相手の手の届かないところにボールを打つチャンスが出てくるということです。

このスタイルを、早く確立して、ワンランク上にしっかりと進みたいものです。

2011年11月14日月曜日

テニス日記(31) 2011年11月13日テニスオフ参加(シングルス)

今日は、3か所でのシングルスオフでした。
小金井(オムニ) 6-1
大井(オムニ) 5-6, 6-2
亀戸(オムニ) 6-1, 6-3
4勝1敗です。通算成績は、65勝40敗です。第2シーズンの成績としては、4勝1敗です。

100戦目のテニスオフを勝率.610で終わり、次の100戦が始まりました。体力は持つだろうかという不安はありますが、これから寒くなるので、炎天下で体力と集中力が大幅に奪われたあの8月や9月よりはずっと楽でしょう。中~中上級に参加する限りは、.666(2勝1敗ペース)から.750(3勝1敗ペース)程度に目標を置きたいと思います。

さらに、この冬は、機会があれば中上級~上級にも挑戦してみたいと思っています。自分のレベルが上級だとは思えないのですが、高いレベルのプレーヤーとの試合は、自分の技術を引き出してくれます。ゲームをすることで、自分自身がレベルアップできるのです。同時に、課題もたくさん見えてきます。これは、中級者との対戦では得られない、貴重な経験です。中上級~上級に参加するのであれば、目標は1勝1敗ペースでもよいと思っています。

今日の1敗(大井)は、前回、品川で0-6で負けた相手でした。きちんと調べたわけではありませんが、シングルスオフの100試合で、0-6で負けた試合は、数試合だけだと思います。また、全く歯が立たなかった印象がある相手は2、3名程度です。

この方は、全く相手にならなかった数名のうちの一人です。今回は、自分がどの程度成長したのかを試してみたいという気持ちから、数か月ぶりに再挑戦してみました。

2-5までは、かなり一方的な感じのゲームでした。これでは、以前よりは少しましになったとはいえ、実は、目に見えるほどの上達はしていなかったのかなと思ったのですが、ここからの3ゲームは、自分でもまずまず納得できるものでした。

当然ですが、相手は、単純なミスをしてくれるような方ではありません。こちらも、エース級のボールを打てるほどの技術はありません。

私にできることは、ミスをしないように気を付けながら、深く重いボールを打ち、チャンスを待つことだけです。チャンスがあれば、しっかりと攻め込むのです。逆に、攻め込まれた時は決して焦らず、自分からミスしない範囲で最善のボールを打ちこむ(無理をしない)のです。これができた3ゲームだったように思います。

その他は、テイクバックを早くとる、足をボールに合わせて動かす(ダンスのリズム!)、インパクトでボールをしっかりと見て、その後は自分が打ったボールを見ない(相手を見る)、体からラケットをできるだけ話さない(脇をあけない)ことなど、とにかく、基本に忠実ということだけを考えてプレーしました。

また、課題だった攻撃面も、少しずつですが、改善されてきています。アプローチショットを打ってネットに出る時も、とにかく深い球、低い球(スライスでのアプローチ)を打つことと、その後、しっかりと構える(自分の打ったボールを見ずに相手を見る)ことを意識しました。ボレーにおいても、インパクト時にボールを見るということが大切です。
もう一つ、大事なことがあります。それは、安易な相手コートに返すだけのボールを打たないということです。ハードヒットしなくてもよいですが、手がビビってしまったり、フォロースルーが小さくなったりすることで、短い(そして弱い)球を打ってはならないのです。ミスしないということと、安易なボールを打つことは違います。ぎりぎりを狙ったり、強い球を打ったりしなくても、「しっかりとした」ボールを、相手コートのサービスラインよりも後ろに打つことは、グランドストロークの基本です。

この基本を忠実に実行するために必要なことは、足運びです。フットワークというよりも、足の運びです。ダンスです。コート上のダンスです。リズムです。

べたっとかのそっとかいうイメージのあるメシールのテニスでダンス・リズムというのは、ちょっと意外かもしれません。しかし、メシールほど、美しいダンスのリズムでコートに立っていたプレーヤーを、私は他に知りません。メシールのテニスにとって、足運びは命です。生命線です。メシールのテニスは、足運びと上体の起こしが全てです。

今日の一番の収穫は、5試合を終えたところで、下半身がへとへとになったことかもしれません。最後の試合では、下半身に力が入らないぐらいに、ずっしりと重くなりました。
これは、私が、下半身を使ってプレーをしようとしたことの証拠だと思います。そのことは、自分でも評価しています。以前と比較すると、意識の重点が足運びに移っていることの表れだと思います。

しかし、実は、今日の、私の下半身を使ってのプレーは、それほど安定していなかったのです。アウトしたり、ネットしたり、下半身を使って打つ私のボールは、思うようなところには行きませんでした。これは、おそらく、足運びと、上半身との連動と、ボールをヒットするタイミングと、体重移動と、それらすべてが連動していなかったということだと思います。連動が完璧になれば、きっと私のテニスは、もっと安定するでしょう。もっと良いテニスができるようになると思います。

その意味では、私のテニス(メシールのテニス)は、やっとスタート地点に立ったのだと思います。ここから、メシールのフットワークを身に着けて、私はメシールのテニスへの道を、一歩ずつ進んでいくのです。

2011年11月12日土曜日

テニス日記(30) 2011年11月9日テニスオフ参加(シングルス)

今回も、仕事帰りオフです。

板橋(オムニ) 6-3, 3-6

これで、通算で61勝39敗になりました。実は、この2試合目が、私のテニスオフシングルスの100試合目でした。残念ながら、100試合目を勝利で終わることができませんでした(笑)。

100試合を終えて勝率はほぼ6割です。ここから、次の100試合を目指します。6割6分(2勝1敗ペース)を目指したいと思います。

さて、今日の収穫です。

今日の2試合目では、あえて、ボールを強く打たずに、ミスしないようにボールを打ち、攻めるタイミングを待って攻めるということに挑戦をしてみました。が、結果的には、うまくいきませんでした。ゆっくりとボールを運んでつないでいる間に、先に相手に攻められてしまうのです。

つまり、ミスをしないように(やさしい)ボールを打つのではだめなのです。

厳しいコースに打たなくてもよいですが、厳しいボール、強いボール、重いボールを打たなくてはならないということです。一球一球に、「意図」があるボールを打たなくてはなりません。「意図」のないボールを打ってはなりません。その中で、相手に甘い球を打たせて、そこから攻めていくのがメシールのテニスです。

強いボールは、速いボールではありません。あくまで、力強いボールです。

そのために、一度、自分のボールの打ち方を見直してみました。

その結果分かったこととしては、力強いボールを打つためには、安定したフォームが必要だということです。安定したフォームとは、一言でいうと、脇が開かないということです。

脳内イメージなのですが、自分の中では、「脇を締めすぎ」のペンギンフォームが、ちょうどぐらいだということが分かってきました。腕を体に近づけて脇を締め(すぎ)る打ち方。これは、言い換えると、腕ではなく、体の回転でフォワードスイングをするということです。腕を使い始めるのは、フォワードスイングの後半だけです。前半は、ペンギンフォームで脇を締め、体の回転だけになります。

これは、フォアハンドでも、バックハンドでも、同じです。

(ただし、ショートボールは別です。ショートボールは、テイクバックから腕を使わないと、ボールコントロールができません。体と腕を一体にすると、ボールコントロールを失います。)

ここからは、イメージなので、文章にしくいのですが、今回、このことを意識してから、ボールが「打ちやすくなった」のです。「ボールを打つのが楽しい」と言ってもよいかもしれません。

ボールが来るのを打つのが「とても簡単で、安定している」感じです。ボールが体に吸い込まれてくる感覚とでも言いましょうか。

うまく書けないのですが、体の前に、目の高さで、棒が垂直に宙に浮いている。その棒を照準にして、体をボールのそばに持っていき、体の中心線を棒に合わせて体を回転させてボールをヒットするようなイメージです。

コート上で、この感覚が体によみがえるまで、体がこの感覚でボールを待ち構えて打つことができるまで、どのぐらいの時間がかかるか。いや、コートに立ったら、最初の一球目からこの感覚になれるか。これが、私の次の課題になりそうです。

2011年11月7日月曜日

テニス日記(29) 2011年11月7日テニスオフ参加(シングルス)

仕事帰りオフです。荒川に行ってきました。
荒川(ハード・ナイター) 6-1, 6-5
通算成績は、60勝38敗になりました。

6ゲーム先取・ノーアドバンテージだったのですが、2試合目は5-5で40-40になり、「最後の一本」になったゲームでした。相手の方は(当然ですが)ファーストサーブを丁寧に入れてきた(つまり、サービスポイントは取りに来なかった)ので、まさに、どっちがとってもおかしくない最後の一本でした。私の悪いところでもあるのですが、1ゲーム目で勝っていたので、最悪負けても1勝1敗だと思うと、案外、最後の一本も緊張せずにプレーしたのです。本当はそれではいけないのです、。この最後の一本を絶対に取るという気持ちで取らなくては、たまたまとれたポイントでは価値は下がります。

さて、最後の一本はともかく、私がゲームの中でずっと考えていたのは、次の2点です。

①ラケットがボールをヒットするまでボールをしっかり見ること(その後は、ボールを目で追わず、相手を見ること。、)
②「いい球」を打とうとせず、相手のコートにボールを返すこと。

特に、②については、ある意味、私が目指すテニスでは、とても重要です。私が目指すテニスは、次のようなものです。

相手が打ってきたボールは、のんびりと、ゆっくりと、自分が打ちたい方向に打てばよいのです。自分の球が甘くて、相手が攻め込んでくる時は、小さなテイクバックでラケットを早く引いて、ボールをしっかり見て、厳しく(ノータッチのパッシングではなくてもよいので厳しく)打ちます。

相手のレベルがよほど高く、また、相手の打つボールがよほど厳しくない限りは、必ず、打てるはずです。それ以外は、のんびり、焦らず、のんきに打ったらよいのです。そして、打ちあいの中で、何かひらめいた時に、策を仕掛けます。ひらめくまでは、のんびりと打ち合ったらよいのです。あまりがちがちと厳しい球を打たなくても、のんびり打ち合えば、それで十分です。策を仕掛けるのも、急ぐ必要はありません。ボールをしっかりとみていれば、そんなにおかしな(簡単な)ミスはしないはずです。